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郷愁 〜壱ノ巻〜

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アニメの話は皆余り興味が無いって解ってはいるのだけれど、
昨日のとらドラ!はヤバかったなぁ。
こうグッと来るのはカレカノ以来ですかね。
アニメや漫画が余り好きで無い人も是非一度御覧に成って頂きたい。
基本的に一度見た物は余程の事が無いと二度見しない私ですが、
こればっかりは何故か見終わった瞬間に二度見してしまいます。
随分昔に忘れてしまった何かを思い出しそうに成るんだよね。
それはとても大切なモノだった様な気がします。


話は変わりまして、
昨日のとらドラ!を見終わってからさっき迄の、
非日常的な一日を振り返ってみます。


仕事から帰宅してアニメを見終わりまして深夜三時、
さて、そろそろ床に着こうかと思った矢先、
10年来の付き合いに成ります同級生から二年振りくらいの着信が。
不断ならスルーしそうな処ですが、
すっかりノスタルジックな自分は思わず電話を受けてしまいました。
電話の内容は、


1.現在川崎に居るが電車が無い
2.目的地は箱根
3.どうしても温泉に入りたい


さっぱり意味が解りません。
ちなみに彼は埼玉出身で現在は都内在住の筈です。
川崎に居る意味も解りませんし、
独りでほろ酔いの意味も解りません。
箱根の宿を押さえて誰かと待ち合わせているのかと訊ねれば、
特にそういった計画性は無く、さっき思い立った一人旅との事。


昔から彼とは、
原付で無謀な旅に出たり、
深夜の空港や駅のホームに忍び込んだり、
終電の過ぎた江ノ電の線路を徒歩で制覇したり、
全裸でケツに花火を突っ込んでやったりと、
様々な無謀なヤンチャを繰り返して来ましたが、
もうボク等もすっかり善い歳なので落ち着きを身に付けたい処です。
どうやら彼は全く変わっていない様子でした。


すっかり感化された自分はハイテンションで車を走らせ彼の元へ。
しかし今から行っても温泉に入るには早過ぎる。
知恵を振り絞ったボクとニコラス(ニコラス・ケイジに似てるから)は、
同じく埼玉県出身で厚木在住のヤンチャ仲間の一人、
松井(松井秀喜に似てるから)の家で時間を潰す事に。


松井は全長2mの巨人(洒落じゃないよ)で今やすっかりサラリーマン。
ボク達の様なフリーターバンドマンとは訳が違います。
ニコラスのストーカー着信にも動じず無論連絡は付かない。
恐らく明日の仕事に備え熟睡中であろう。
しかしすっかり勘を取り戻したボクと、相変わらずのニコラスは、
これは眠らせておいては失礼だろうと躍起に成るのだった。


もうすぐCLANNADが始るので次回へ続く…

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Posted at 01:58 | Diary
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