:: Woblog ::

何か色んなモノを無くして自分の無力さに打ちひしがれていたら、
とんでもなく大事なモノまでうっかり無くしてしまう所だった。


分相応を座右の銘にやるべき事をやって、
結果を出すまでひたすら堪える。
それは大筋間違ってないんだけど、
結果を出すまで何も自分をクズ扱いしなくてもいいんじゃないか、
って思ったんだよね。


誰も認めない自分を自分が認めるっていうのは、
ただの思い上がりなのかも知れないけど、
やっぱり胸を張っていなきゃいけないんだ。
無理に今迄の自分が積み重ねてきた物は関係無い、
って自分を否定し続けてもやっぱバランスが取れなくなっちゃうだけだ。


自信と誇りを等身大で維持するのは難しい。
過小評価しても駄目だし、かと云って当然驕ってはならないし。
でも一番見失ってはいけない事。
自分に厳しくても自分を嫌うのはもう辞めようと思った。
昔気付かされたボクの悪い癖だ。
なんでまた同じ事を繰り返していたのか。


空席にしておいた自分の一番近くに、自分を信じる自分を置く事で、
独りという現実を本当の意味で攻略出来てしまう。
こりゃ当分誰かに甘えたい衝動はやってこなそうだ。
それが正しい事なのかはまだ解らないけれど。
そんな事を考えた春風漂う冬の夜。

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