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写真の無い日誌

毎回、
日誌に(強引に)合わせた写真を選ぶのが、
結構愉しみだったり
面倒臭かったりする。
実は写真無しの日誌は初めてです。
何だか自分でも善く解んないんだよ。


今日親父が何年か降りに家に来て、
ろくに残ってない最期の荷物を纏めて
出て行った。


オレは弁護士に云われて
親父を見張ってたんだけど、
親父は名残惜しそうに
家中うろうろうろうろと、
中々帰ろうとしないんだよ。


口なんか聞きたくも無いと思ってたけど、
相変わらずぼそぼそと話す
親父を無視出来ない訳だよ。


逢ったら殴ってしまうんじゃないか
ぐらい思ってたけど、
全然そんな気に成れなかった。


最期に手を振って出て行く
親父を見送った訳だけど、
それがさぁ
小さい頃に会社に出勤してく親父を
毎日見送ってたのを思わせて、
何か言葉に詰まる訳だよ。


只まぁ、それはもう

『行って来ます』

『行ってらっしゃい』

では無い訳だけどね。


どう譲歩しても親父は間違ってるし、
家族を傷付けたのは許せない。
でも結局の処オレの父親は、
この人なんだなと思った。


あぁ言葉に詰まる。
Posted at 13:21 | Diary
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